死んだ後のSNSアカウントはどうなるの?Facebook、Twitter、Gmailの疑問

2015-06-28  


もしあなたが明日死んだら、
FacebookやTwitter、gmailなどのアカウントはどうなってしまうのでしょうか。

「何もしなければ 」、 更新が止まったままインターネットの海に放置され残ることになるでしょう。

ですが、実はこれらのサービスには死ぬ前と死んだ後にできることが用意してあります。

1. 死んだユーザーのアカウントは永遠にネットを漂う?

最近では、FacebookやTwitterのようなSNSにはじまり、appleIDやgmail、インターネットショッピングのアカウントなど、様々なオンライン上のサービスを利用する人が増えました。

そして、その多くの人は、自分のプロフィールや写真、ブログ投稿などでたくさんの情報をオンライン上に存在させています。
それは言わばそのユーザー自身を構成している断片的な情報です。

そんな中、オンライン上のサービスを利用している時、ふと疑問が浮かぶことがあります。

これらの情報はユーザーが死んだ時にはどうなってしまうんでしょうか。

これから先、死んだユーザーのコンテンツをどうするべきか、この問題には、家族や友人だけでなく、サービスを提供する側も、頭を悩ませているようです。

そんなわけで、今回はSNSまわりの死んだユーザーの情報の扱いを調べてみました。

まだあまり知られていませんが、実はこれらのサービスには死んだ後のフォローまで用意されているのです。
中には知っておくと便利なこともあるので一緒に見て行きましょう。

特に、YouTuber(ユーチューバー)やGoogle Adsenseでアフィリエイト収入を得ている人は必見かもしれません!

2. 死んだらどうなる、Facebookアカウント

自分が死んだらFacebookアカウントはどうなるのでしょうか。
死んだ後、そのまま他人の友達リストに残り続けるのは、逝った側ものこされた側もあまり気分が良いものでは無いかもしれません。

死んだ場合アカウントがどうなるか、調べてみるとしっかりと記載されていました。

追悼アカウント
https://www.facebook.com/help/1506822589577997/

Facebookでは、アカウント関連のヘルプページに死んだ後に関することが書かれています。

「追悼アカウントは、Facebookの利用者が亡くなった方を思い出して偲ぶための方法です。」
とあるように、相続といったニュアンスではなく、あくまで追悼のようです。

facebook追悼アカウントのリクエスト

こちらのページで追悼アカウントへ変更ができるようです。

亡くなったユーザー名、亡くなった日付、死亡証明書を入力して申請するようです。
死亡証明書をインターネット上にアップロードするとか、凄い時代になったもんですね。

追悼アカウントのリクエスト
https://www.facebook.com/help/contact/651319028315841

追悼アカウントってどんな見た目になるんでしょう。自分はまだ見たことがありません。

ちなみに、米Facebookでは、ユーザーが死亡後のアカウントを管理する人物(相続人)を選べる機能が追加されたようです。その他の国には順次拡大予定とのこと(2015.3月現在)。

今までは誰も追悼アカウントを管理できなかったが、今後は相続人に指定された人が管理できるらしいです。
管理といってもプライベートメッセージ等は読むことが出来ないようなのでそこは安心です。

3. 死んだらどうなる、Google(Gmail)アカウント

次に、Google(Gmail)アカウントを見ていきましょう。

Googleアカウントは、メールでの利用やスマートフォンとの連携、YoutubeやGoogleAdsense、GoogleドライブやGoogleアナリティクスなどのツール利用といったように、多岐にわたって使用されていることと思います。
今やインターネットを日常的に使用する人でアカウントを持っていない人も珍しいのではないでしょうか。

その分、個人情報もかなり多く持っているアカウントですが、「死」に関しての対応はどのようになっているのでしょうか。

ヘルプにしっかりと死んだユーザーに関するページが用意してありました。

3-1. 家族や友達が死んだ後にできること

死去したユーザーのアカウントに関するリクエスト
https://support.google.com/accounts/contact/deceased

 

アカウントの閉鎖やデータの取得まで、複数項目が並んでおり、目的ごとに必要な項目が違うようです。相続などの話が絡んでくる項目はその分多くの情報が必要なようです。

死去したユーザーのアカウントに関するリクエストを送信する   Google アカウント ヘルプ001

アカウントの閉鎖など直接金銭が絡まない手続きに関しては、必要情報の入力を行い、身分証、死亡証明書のアップロードすることで進められます。

AdsenseやYouTube等の資金を取得するためのフォームは、上の項目にくわえ、遺言状が必須となっています。

死去したユーザーのアカウントに関するリクエストを送信する   Google アカウント ヘルプ002

Googleアカウントは金銭に紐付くものも多いから当然といえば当然ですが、死亡証明書だけでなく遺言状までもオンライン上に・・・。

例えば、ものすごーく稼いでいるユーチューバーやアフィリエイターが死んだら、生前稼いだ分や権利自体も相続の対象などになるんでしょうか。
この辺りは、まだまだ事例自体が少なそうなので、整備されていない部分も多そうです。

3-2. 死ぬ前に自分でできること

そして、死んでいるユーザーのアカウントの扱いだけでなく、
生きている今のうちに自分のアカウントの扱いを自分で決めることのできるツールもあります。

アカウント無効化管理ツール
https://www.google.com/settings/account/inactive

1.まず、タイムアウト期間を3~18ヶ月で設定します。

アカウント無効化管理ツール002

2.次に信頼できる友だちや家族の連絡先の指定をします。

アカウント無効化管理ツール003

アカウント無効化管理ツール   アカウント設定004

3.アカウントが使用されないままタイムアウト期間を経過した際には、すべての受信メッセージに自動返信を行う設定もできます。

アカウント無効化管理ツール   アカウント設定005

メールの連絡が途絶えて心配している人もいるかもしれません。
「死んだっぽいので生存確認をお願いします」とか、絶対に繋がる連絡先を入れておいても良いかもしれません。

4.最期にデータの削除か、上で指定した人にアクセス権を渡すかが選べるようです。

アカウント無効化管理ツール006

あとは、有効化すればアカウント無効化管理ツールの設定完了です。

このようなツールまで充実しているとは、さすがはGoogleといったところ。
便利な反面おそろしさも感じますが、いざという時のために、この辺りの設定をしておいても良いかもしれません。

特に、上にもあげたユーチューバーやアフィリエイターのような人は家族や友人のためにもこういったサポートがあることだけは頭の片隅においておくことをオススメします。

4. 死んだらどうなる、Twitterアカウント

Twitterもヘルプセンターに死んだユーザーに関することが書かれています。

亡くなられたユーザーおよびそのユーザーの画像/動画に関するご連絡
https://support.twitter.com/articles/489599

Twitterは、リクエストがあった場合には死んだユーザーのアカウントは削除するといったスタンスなようです。

シンプルですが、当然といえば当然で、自然な対応な気もします。
死んだ後オンライン上にのこり続ける選択肢があったり相続できたりというのはどうしてもまだ慣れない感覚の人も多いかもしれません。

依頼フォームでは、亡くなった人のユーザー名と報告者を入力し送信すればOKなようです。最近までこのフォームは英語のみでしたが、ようやく日本語対応がなされた模様です。

亡くなられたユーザーのアカウント削除のリクエスト
https://support.twitter.com/forms/privacy

依頼後は、入力した連絡先に詳細手順の記載されたメールが送られてくるようです。
どうやらここで、FacebookやGmailなどで要求されたような書類が必要となりそうです。

ちなみに、国内で利用者の多いLINE、ameba、DeNA 、gree、辺りも調べてみましたが、上記サービスのような明確な情報は見つかりませんでした。(2015年5月現在)

ヘルプなどに記載されていないという事は手順もとっても面倒くさそうです。
このあたりのアカウントの処理が気になるかたは遺言状にでも書いておいたほうが良さそうです。

5. オンライン上で増えていく死者のデータ

死んだユーザーアカウントの扱いを考えることは、やはりこれから先、サービス提供者にとっても利用者側にとっても避けては通れないのではないでしょうか。

例えば50年後、現在の30代以上のSNSアカウントの持ち主の多くは死んでいるかもしれません。

ですが、現状のように放置状態であると、検索結果などには大量にもうこの世に存在していないユーザーが引っかかったりしてくる可能性もあるってことなのでなかなか恐ろしいものです。

サービスの寿命自体が50年持つこと自体が想像しづらいのであまり現実的な例えではないものの、
インターネットが日常生活と切り離せない程に身近になってきた以上は、サービスを提供する側も死後についての環境を整える必要性も大きくなるに違いありません。

とはいえ、現在はまだまだ整備されていないので、
生きているうちに自分自身で各種アカウントの扱いだけでもしっかりと決めておくことが良いかもしれません。


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